| 健康クイズ解説編 |
| 2005年11月 福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男 |
| 先月号で息抜きのつもりで気軽な健康クイズをやりましたら、数人の方から「問題(8)や(11)はホントのことと思っていました。どうしてウソなのですか」と質問されました。そこで今回は問題の意味を少し詳しく解説することにします。 (1)「ベルトの穴が3cm伸びると寿命は一年縮む」のはホントです。統計学的研究で認められ、肥満と寿命が関係していることを意味します。 (2)昔は「糖尿病の人は早死にして」いましたが、現在は早期発見早期治療により普通の人の寿命と差はなくなりました。 (3)「悪さをしない胆石は放っておいてかまわない」のですが、高齢となってから症状がでると重篤となることが多いので、若い無症状のうちに手術しておくのが安全です。 (4)「タバコの本数を減らしながら禁煙にもっていく。」のは絶対といってよいほど成功しません。 (5)「男性にも更年期はあります」が女性と違ってうつ病が多いので要注意です。 (6)オリンピック選手やプロスポーツ選手のような「激しすぎるスポーツを続けた人」は健康スポーツを長く続けている人より短命の傾向にあります。 (8)「漢方薬は副作用がないから安全」とはいえません。最近は漢方薬や健康食品で思いがけない副作用が報告されています。漢方薬だからといって気軽に飲むのは控えましょう。 (9)「高血圧の薬を飲み始めると止められなくなる」のではなくて、飲まないといけなくなった状態の人に治療が開始される訳で、長びくのは当然です。 (11)「ヤケドしたら流水で冷やす」のは正しいですが、油などを塗ってから病院へ行くと治療の妨げになることを知っておいて下さい。 |
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