
| 【現代版「食い合わせ」(その1)=守らないと大変、知らないとなお大変= |
2006年3月
福島県農協会館診療所
所長 伊勢 重男
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今から2,30年の昔、もっと古くから言い伝えられてきた「食い合せ」というものがあったのをご存知でしょうか。私は,一緒に食べると体に悪いというので「梅干し」と「うなぎ」は決して同時に口にしてはいけないと祖父母などからきつく言われたことを覚えています。中には今から見ても合理的な食い合せがありますが、大部分は迷信となってそのようなことを伝える人はいなくなりました。
しかし現在では、「新しい食い合せ」のようなものが生まれています。「食品と薬」「病気と食品」「その他健康を損なうもの」などいろいろな組み合わせがありますが、その中でぜひ知っておかなければならない事項をいくつか紹介します。
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1) |
『心臓病や脳梗塞の薬には、「納豆」「クロレラ」を決して食べていけないものがある』
ワーファリンという薬は血液を固まらないようにして血管が詰まるのを予防する薬ですが、クロレラや納豆の中に大量に含まれるビタミンKがこの作用を妨げるので、服用している間はいつでも食べてはいけません。 |
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2) |
『高血圧症の薬の中には、同時にグレープフルーツ(ジュース)を食べてはいけないものがある』
広く使われている高血圧の薬で、カルシウム拮抗薬というが薬があります。これと一緒にあるいは時間を空けないでグレープフルーツ、(もしくは生ジュース) を食べますと、その成分により、薬の作用が打消されてしまうことがあります。どうも血圧の薬の効きが弱い患者さんによく聞いてみたところ、健康のために毎日オレンジを含む生ジュースを自作して、薬と一緒に飲んでいたという事例がありました。 |
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3) |
『偏頭痛もちの人がなるべく避けたいもの』
偏頭痛の発作に悩まされている患者さんはアルコール(特に赤ワイン)、コーヒー、チョコレート、ミカン、グレープフルーツ、チーズ、中華料理などを食べると発作の誘因になることがあります。その他高音性騒音、睡眠不足、ストレスなども誘因になることもあるので、避けるよう努めて下さい。 |
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