以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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Dr.メッセージ

インフルエンザの予防は早めに
2006年11月
福島県農協会館診療所
所長 伊勢 重男

 大分寒くなってまいりました。組合員の皆様の中には風邪を引いている方も案外多いのではないでしょうか。風邪はウイルスによっておこる軽い病気の代表的なものですが、同じようにウイルスによって起こるインフルエンザ は風邪とは比較にならない辛い症状をもたらします。
 インフルエンザは突然なんの前触れもなく38度以上の高熱が現れます。それに伴い全身の節々痛、頭痛、全身のだるさ等が強く、日常生活に大きな支障を来たしてしまいます。これがインフルエンザが風邪と大きく違うところです。また、インフルエンザは症状が重いだけでなく感染力が非常に強いので要注意です。
 インフルエンザウイルスは普通のマスクなどは容易に通過してしまいますが、それではマスクなどをしても何の役にも立たないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。インフルエンザウイルスは湿気に弱いのです。ですから、乾燥の強い冬に流行るわけです。そこでマスクをすれば、口の中やその周囲の湿気が高く保たれているのでウイルスは侵入しにくくなり、予防効果があるということになります。外出後の手洗い、うがいなども効果があります。
 しかし、予防効果が一番高いのは、何といっても「ワクチン接種」です。ワクチンの接種を受けても、体内で免疫(抵抗力)が出来るのは早くて2週間、遅い人で4週間かかるので、インフルエンザの流行が始まる前、できれば11月に接種を終えているのが望ましいのです。
 一昨年のインフルエンザ大流行の時は、ワクチンが品不足気味になり、集めるのに苦労しました。当診療所でのワクチン確保を確実にしておくためにも、組合員の皆様もお早めに予約して下されば大変助かります。
(農協会館診療所 TEL024-554-3488)