以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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Dr.メッセージ

子供のうちから「メタボ」の予防を
2007年8月
福島県農協会館診療所
所長 伊勢 重男

福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男
 最近「メタボリック シンドローム」(内臓脂肪症候群)という言葉が大流行です。この欄でも、通称「メタボ」について何度か紹介してきました。
本当のことを申しますと、成人になってからメタボの予防を図るというのは、遅すぎますとまでは申しませんが、大きな努力を要することは確かです。ですから、子供の頃から正しい生活習慣を身に付けさせておけば、成人になってからメタボの予防をはかることは楽に苦労しないで出来るでしょう。このことを躾として教えることは親の大切な義務ではないでしょうか。
最近の子供における最も大きな問題は、生活習慣からくる小児肥満症の急増です。最近の子供の肥満の割合は、30年前(昭和52年)と比較すると約2倍になっています。(学童の肥満の目安としては、臍まわりを身長で割った値が0.5を越すと要注意です)子供の肥満の2/3は成人になっても解消せず、生活習慣病になり易いことが判明しています。
子供の肥満が急増している原因には、(1)体を動かさないような環境にある生活(2)食べ物が容易に手に入ることからくる食べ過ぎ(3)鶏の唐揚げ、分厚いハンバーガー、ポテトチップスなどジャンクフードと称される高脂肪、高カロリー食の氾濫などが挙げられます。
そこでおばあさん、お母さん方には切にお願いします。大切な孫あるいは子供達には安易にお菓子を与えることをせず、昔ながらのバランスのよい日本的な食事を考えてやって下さい。