| 花粉症には早めの対策を | |
| 2008年3月 福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男 |
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早いもので、もう春の気配がはっきりと感じられる月になりました。春といえば花粉症。特にスギ花粉症に悩まされる人々にとっては辛い季節でもあります。 今年はすでに2月中旬より二本松市でスギ花粉の飛散が始まっていると報告されています。この欄で過去2回花粉症の早期対策を訴えてきましたが、依然としてひどくなってから来院する人が少なくありません。そこで今年も再掲載することにしました。 ≪早期対策の必要性を知っていますか≫ 花粉症の受診状況をみますと、約7割の人は症状がひどくなってから通院したという結果でした。逆に言えば、最近は花粉症の早期対策が大切なことを3割以上の人が知るようになったともいえるでしょう。 ≪薬を花粉症飛散の前からのむ意義≫ 花粉症の対策では、鼻粘膜の過敏性(アレルギー反応)を亢進させないようにすることが何よりも大切です。そのためには、早めに体の状態をそのようにしておく必要があります。つまり、症状が現れないうちに、抗アレルギー薬を服用開始することが重要なのです。 実際、症状(鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙が止まらない、くしゃみなど)が現れる前に受診した患者さんは、症状が出ても軽くて楽だったといっております。アレルギー反応が現れてからは薬の効き目は弱くなってしまいます。 ≪薬を勝手に止めないで≫ かつての花粉症の薬は、服用すると眠くなって困るというのが最大の副作用でしたが、最近は「眠気が少なく、効果が強く、のむ量や回数が少ない」薬が開発され、使いやすくなりました。眠くて日常生活に支障をきたすことは少なくなりました。 また、症状が少し軽くなって楽になったため、自己判断で勝手に服薬量を調節すると、かえって治りが遅れることも知っておいていただきたいのです。必ず医師の指示通りに服薬するようにしてください。 |
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