以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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Dr.メッセージ

C型肝炎の検査を受けていただきたい方へ
2008年4月
福島県農協会館診療所
所長 伊勢 重男

福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男
 最近「薬によるC型肝炎」に対する訴訟が、新聞、テレビで大きく報道されたのを、記憶している方も大勢いらっしゃることと思います。実はC型肝炎が話題になった5,6年前、私はすでに本欄(平成15年8月・9月号)に易しく解説していました。今回改めて注意していただきたいことを述べます。
 「平成4年以前に輸血を受けたことがある」「平成6年以前に血液製剤を受けたことがある」人はC型肝炎ウイルスに感染している可能性があることに注目して下さい。
 特にこれらの時期以前に以下のことに思い当る方は、感染している確率が高いと考えられます。

妊娠中または出産時に大量の出血があった。
大量に出血するような手術を受けた。
胃・十二指腸潰瘍、大ケガ、食道静脈瘤の破裂などにより大出血をみた。
がん、血液、肝臓の病気で「血が止まりにくい」と言われたことがある。
気胸で胸膜接着療法を受けた。あるいは内臓手術や骨折などで血の止まりにくい部分に止血処置などの治療を受けた。

 以上に該当するかも知れないと思う方は、念のため最寄りの病医院で、C型肝炎の検査を受けることをお勧めします。特に「薬物によるC型肝炎ウイルス感染」と確実に判定されますと、本年1月に公布された「薬害肝炎救済法」により国からの給付金を受取る権利がありますので。