以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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Dr.メッセージ

認知症(ボケ)にならないために
2009年4月
福島県農協会館診療所
所長 伊勢 重男

福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男
 最近認知症になる人が急速に増え、認知症者に対する家族での対応に大変な苦労をしている話をよく聞かされます。人は自分では若い若いと思っていても、いつかは認知症になってしまうかも知れません。ですから出来るだけ若い人たちに面倒をかけないためにも、認知症にならないよう心がけておくべきでしょう。
 認知症は脳の活動が急速に極度に低下してしまうことですが、普通の人でも頭を使わなければ次第に低下してしまいます。そうならないためには脳の活動をフルに持続させて休ませないことです。ただし、よい意味での緊張は必要ですが、ストレスとなっては逆効果です。ものの本にはボケ防止のために新しいことに挑戦することを薦めていますが、歳をとるとやはりストレスの源となり兼ねません。そこで私は考えました。以下私のオリジナル方法です。
 子供の頃夢中になって遊んだことをもう一度楽しんでみませんか。これなら楽にストレス無くやれますね。目と手の共同作業を鍛えることがボケを防ぐとされていますから、その例を二三紹介しましょう。
◎お手玉空中投げ遊び
 両手を使って二つ球を交互に空中に放り投げ受ける遊びは比較的簡単でしょうが、三つ球となると相当な熟練をようします。でも子供の頃は出来たはず。
◎独楽回し、わっぱ回しを孫や子供に教える。[可能なら竹馬なども]
◎そろばんと暗算で買い物する
◎左手(利き腕でないほうの腕)で箸使いの練習する
◎キーボードで文字入力を練習する
 実は、この最後の二つは万一脳梗塞で倒れた時、利き腕が不自由になったり、ものを話せなくなったりした時に大変役に立つことなのでもあるのです。