| 県北にも「つつが虫病」が流行りそうです | ||||
| 2010年9月 福島県農協会館診療所 所長 伊勢 重男 |
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つつが虫病は1970年代までには秋田、新潟、福島などの地方病として患者は少なかったのですが、1975年以後は全国的に急増してきました。福島県はつつが虫病の有数な県として全国的に知られています。2005年には本県では38例発生し、全国一になりました。本県での発生はほとんどが県南、県中に多く、福島市周辺の発生は希でした。 ところが、最近の情報を県北保健所に問い合わせしたところ、今年は県北でも7月現在で9例が発症しているそうです。この病気のピークは5月と10月にあるので、これからますます増加することが予想されます。
症状;刺されてから10日前後に頭痛、悪寒、関節痛など風邪のような感じで始まり、38度以上の発熱ともに背中から胸部にかけてはしかのような特有な皮疹(ボツボツ)が出てきます。刺された部分はポツンと黒い潰瘍を呈するので診断の手掛かりになります。 予防法;つつが虫は、山林、原野、農作業地に生息しやすいので、このような場所で作業するときは出来るだけ肌の露出を少なくするように注意しましょう。また帰宅後はすぐに下着まで取り換え、虫を洗い流すためシャワーを浴びるのがよいでしょう。 治療;今は特効薬的に効く抗生物質がありますので心配はありません。ただし、農作業や山菜とりなどに行って10日前後にひどい風邪症状が現れた時は、この病気に罹った可能性があります。このことを知っているかどうかが早期治療の分かれ目になりますので、ご注意下さい。 |
福島県厚生農業協同組合連合会 福島県福島市飯坂町平野字三枚長1−1 TEL(024)554−3450 FAX(024)554−3483


