以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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農家の皆さんへ

胃の検診を受けられる方へ
2003年12月19日放送
農村健診センター
荒井 孝嗣

 農家のみなさんおはようございます。今日は『胃の検診を受けられる方へ』という題で注意すべきことについてお話いたします。
 一般的に健康診断を受ける前の日には午後9時までに食事を済ませておき、それ以降食事はもちろん飲み物、薬、たばこなども検診が終わるまで控えてください。
 検診当日は普段の服装で来ていただいてかまいませんが、検査前には検査着に着替えをしていただきます。着替えをするときの注意としてはおなかを締め付けるもの、例えばガードル、腹巻などは体から外してください。また、金属、プラスチック類は写真に写る可能性がありますのでブラジャー、スリップ、そして腰あたりにあるエレキバン、シップなどは忘れずに体から外してください。上半身、下半身とも下着一枚で検査着に着替えていただくのが理想的です。
 着替えが終わりましたら名前を呼ばれるまでお待ちください。名前が呼ばれましたら係のところまでいらしてください。たいていの場合は前の人が検査をしていますので、ガラス越しに検査を見ていてください。どのようなことをしているのかだいたいわかると思います。
 前の人が終わりそうになったら、まず胃を膨らませる薬を飲んでいただきます。その時に注意していただきたいのは、まずゲップを出さないでください。そして、バリウムをゆっくり飲んでください。あわててバリウムを飲みますと誤って肺の気管に入りますので注意してください。
 前の人が終わりましたら撮影室に入るように指示されます。撮影室に入ったらまず撮影台に乗っていただきます。写真は通常7枚から8枚撮影いたしますので、体をあお向けになったり、うつ伏せになったり、右を向いたり、左を向いたり、撮影台を寝かせたり起こしたりして、胃の全体をまんべんなく撮影いたします。難しいことは言っていませんのでよく聞いて声の指示どおり動いてください。耳の遠い方はバリウムを飲ませた係の人に検査前に申し出てください。極力ゆっくり大きな声で指示をいたします。撮影するとき『息を止めてください』といいますので息を止めている間はおなかも動かさないようにしてください。撮影時間は3分程度で終わりますのでがんばってください。
 検査が終わりましたら下剤をお渡しいたします。検査当日は水分をいつもより多く取りバリウムを体から早く出すように心がけてください。なお、便秘の方は検査が終わりましたらすぐに水分をコップ1杯以上取り渡された下剤を飲むようにしてください。
 検査結果は一ヶ月ほどかかります。結果のはがきが届きましたら内容をよく読んでいただき、精密検査を勧められた方は結果のはがきを持参の上、もよりの医療機関ですみやかに受診することをお勧めします。
 1000人に1人から2人は検診において胃がんが発見されています。胃がんのうち早期胃がんと呼ばれるものは、ほぼ100%手術をすれば治療ができます。自分は大丈夫、健康で悪いところがないと思っていても1年に1回は胃の検診を受診し、自分の体の状態をチェックして健康維持につとめていきましょう。