以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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農家の皆さんへ

農村健診センター事業案内
2005年12月23日放送
農村健診センター
放射線技師 根本 妃呂美

 今日担当いたしますのは、JA福島厚生連 農村健診センター 放射線技師の 根本妃呂美と申します。
 早速でありますが、当センター事業の案内をさせていただきます。
事業の内容は、巡回健診を主な事業として、地域住民の胃の検診、JA職員や会社の健康診断、農家組合員の方には、JA全共福島・共済福祉事業団と連携した健康増進活動の推進に取組んでおります。
 16年度の利用状況ですが、胃の検診は、検診バス3台で13,500人、
JA職員等の健康診断は8,800人、農家組合員の健康増進活動は4,300人ご利用いただいております。
私は、放射線技師ですので、今回は放射線技師の立場にたちまして、
胃がん健診の内容や、受診する方の留意点などにつきまして、お話ししたいと思います。
 一般的に、健康診断を受ける前の日には、午後9時までに食事を済ませておき、検査当日は、食事はとらず、薬、たばこも健診が終わるまで控えるようにしてください。
 服装は、検査前にお腹を締め付けないような格好に着替えていただきます。また、金属やプラスチック類は写真に写る可能性がありますので、忘れずに体から外してください。
上半身、下半身ともに下着1枚で検査着に着替えていただくのが理想的です。
 検査では、まず胃を膨らませる薬を飲んでいただきます。その時に、ゲップを出さないように注意してください。次にバリウムをゆっくり飲んでください。あわててバリウムを飲みますと、誤って気管に入る事がありますので注意してください。
 写真は通常8枚から9枚撮影いたします。仰向けになったり、うつ伏せになったり、右を向いたり、左を向いたりしながら胃全体をまんべんなく撮影しますので、落ち着いて指示をよく聞くようにしてください。
耳の遠い方、握力の弱い方は検査前に申し出てください。
撮影時間は3分程度要します、撮影するとき「息を止めてください」と言いますが、息と一緒にお腹も動かさないようにしてください。
 検査が終わりましたら下剤をお渡しいたしますので、早めに多めの水でお飲みください。
検査後はできるだけ早くバリウムを排泄させる必要がありますので、帰宅後もできるだけ多くの水分をとり、便意を感じなくても、定期的にトイレに行くように心がけてください。
バリウム便が排泄されない場合や持続する便秘、腹痛、または、じんましんがでたり、気分が悪くなるなどのアレルギー症状がありましたら、当センターに連絡するとともに、最寄の医療機関で受診するようにしてください。
 検査結果の報告までは、約1ヶ月ほどかかりますが、結果のハガキが届きましたら、内容をよく読んでいただき、精密検査を勧められた方は、結果のハガキを持参の上、最寄の医療機関ですみやかに受診することをお勧めします。
 統計的に、胃の検診では、1000人に1人から2人の割合で胃がんが発見されています。胃がんでも早期に発見されたものは、ほぼ100パーセント手術をすれば治癒することができます。
 自分は大丈夫、健康で悪いところが無いと思っていても、1年に1回は胃の検診を受け、自分の体の状態をチェックして健康維持につとめていきましょう。