以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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農家の皆さんへ

当院の救急外来の現状について
2006年9月22日放送
白河厚生総合病院
副看護部長 川井陽子

 当院の救急外来は、福島県南部及び栃木県北部を含めて19万人の医療圏の中、核病院として、地域の皆様が安心して医療を受けられるよう、24時間体制で、医師・看護師が交替で対応しています。
夜間は夕方5時から翌日朝8時30分まで、医師1名、看護師2名、夜9時まではさらに看護師1名が対応しています。また休日日中は朝8時30分から夕方5時まで、医師1名看護師3名で対応しています。
 1年間の夜間の救急外来受診者数は、9,577人、夜間1日平均26.2人です。救急車での搬送は1日平均5.7件です。救急外来を受診される患者さんで多いのは、小児科、消化器内科、整形外科です。救急車で搬送される患者さんで多いのは、消化器内科、脳外科、整形外科です。救急外来では重症の交通事故の患者さんや、脳血管疾患、心臓疾患、けいれん発作など生命に直結する患者さんを最優先に治療しています。そのため必ずしも受付順の診察にならず、待ち時間が延びることもございますが、御理解頂きたいと思います。また、救急外来は、毎日各科の医師が交替で対応し、必要に応じて専門の医師へ連絡するシステムになっています。時々電話で、「小児科の先生のいないのですか」等問い合わせがある時もありますが、小児科、産科を含め全科が毎日待機体制をとっておりますので、当院の体制を十分御理解頂きたいと思います。
 救急外来は応急的に治療をする所です。入院の必要のない患者さんには翌日専門の科を受診するよう説明致しますが、「仕事が忙しくて休めないから、薬を多く下さい」と言われる患者様もいます。薬を飲んで一時的に症状が軽減しても重大な病気が隠れていることもありますので、必ず翌日受診して下さい。
 次に救急外来受診時にお願いしたいことは、保険証を忘れず持参して頂くことと、当院の診察券があれば必ず持参して下さい。また現在内服している薬や説明書があれば持参して下さい。それから子供さんが誤って何か飲みこんだり、鼻や耳に入れてしまった時は同じものを必ず持参して頂けると、診断や治療がスムーズになります。
 ご家族が急に具合が悪くなり、救急外来にあわてて来られると、いつからどんな症状なのか経過がわからない人が一緒に来られる時があります。出来れば経過の分かる方が一緒に来られるか、いつごろから、どんな症状だったのかメモしてきて頂けると、問診がスムーズにできます。
 当院は地域の皆様が急に具合が悪くなった時、出来るだけ対応するよう努力していますが、患者さまが多数受診された時は、待ち時間が長くなることや、消防署から同時に何件も依頼があるときは、他の病院にお願いするときもあります。当院の体制を御理解の上、救急外来を受診されます事をお願いいたします。
 9月に入り朝夕気温の差があるため、体調をくずしやすくなっています。体調が悪いときは早めに医師の診察を受けて下さい。当院は地域の皆様が安心して医療を受けられるよう、今後も医療の質の向上と人材の育成に努力してまいりたいと思います。