以下の記事は、福島県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)「健康アドバイス」として、過去に掲載された情報のバックナンバーです。
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農家の皆さんへ

肥満大敵!内臓脂肪が招く生活習慣病
2006年11月24日放送
鹿島厚生病院
介護福祉士 福田 宏治

 「メタボリックシンドローム」・・・最近よく耳にする言葉ではないでしょうか?内臓脂肪型肥満で、かつ高血圧・高中性脂肪血症・高血糖のうち2つ以上を合併している場合(またはその予備軍)のことをさします。1つ1つの症状は軽くても、2つ3つ重なると動脈硬化の危険度が高まり、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を引き起こしてしまいます。からだの表面について指でつまめる皮下脂肪と違い、内臓脂肪は腹筋より深い部分、つまり臓器と臓器の間につきます。特に腸のまわりにつきやすく、それほど太っていないけどお腹がでている。すなわち隠れ肥満=内臓脂肪型肥満といっても過言ではないでしょう。放置すれば命にかかわる病気につながる隠れ肥満。解消するには内臓脂肪を減らすしかないのです。
 そもそも脂肪はなぜつくのでしょうか。それは、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、余った分がアブラとなって蓄積されるからです。肥満についての遺伝の影響は3割で、あとの7割は食生活や運動不足など日頃の生活の問題といわれています。
 まずは、食生活の改善を優先しましょう。1日に3食規則正しく食事を摂るように心がけることです。食事が変われば生活習慣も変わるはずです。1.ゆっくり時間をかけて2.「ながら食い」をしない(TVを見ながら等)3.低カロリー、薄味を心がける4.間食を控える5.アルコールはほどほどに6.3度の食事を規則正しく7.夜食を摂らない等を意識すると良いでしょう。
 しかし、より効果を上げたいとなれば、やはりからだを動かすことです。筋肉をつけ、基礎代謝(生活活動の維持のために最低限必要なカロリー)を上げる。つまり、エネルギーが燃えやすいからだづくりを目指すことです。有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが効果的です。有酸素運動の目安として少し汗ばむ程度の負荷で20~60分。筋力トレーニングを行う場合は特に大筋群1.胸筋(腕立て伏せ)2.腹直筋(腹筋運動)3.大腿四頭筋(スクワット)等から始めるとよいでしょう。「少なく食べてたくさん動く」これが減量の基本です。
 まとめとして1日の3食の食事をバランスよく摂り、食生活の見直しをはかります。そして運動です。運動はご自身のために行うものです。長い時間で作られた習慣は、ゆっくり長い時間をかけて変化させていきましょう。運動は短時間でも少しずつでも構いません。全くやらない事のほうが不利益です。お風呂に入る・歯を磨く等と同じで、生活の一部として運動を取り入れ継続していくことが大切です。
 鹿島厚生病院では、地域の方々の体力向上・健康増進のために疾病予防運動療法施設を昨年の6月から開設し展開しています。各個人が、自分らしい健康なからだ作りを築けるように親身になり指導に励んでいます。
 さあ、今日から自分にいいことを1つしてあげましょう!